ワケありルームシェア 2
次の日。
いつもより早く目が覚めた。今日はバイトがあるし、まぁやることは無いわけでもないから良いかな。
準備をして朝ごはんを作る。
今日の朝ごはんはミルク入りパンを前バイト先で貰ったからそれにしよう。
あと30分くらいかな………。
緋山君は起きてこない。まぁ、今緋山君の顔を見たら恥ずかしくて大変なことになりそうだけど。やっぱり起きてないのは寂しい。
「……ぉはよ。」
「あっ、緋山君。おはよう!」
急に聞こえた声に驚く。
緋山君は眠そうに目を擦りながら廊下に立っていた。
「行く…?」
「あと少ししたらね。」
「…ん。じゃあ、はい。」
そして、差し出される手。
「うん!」
最近は緋山君からやってくれるようになって凄く嬉しい。
「……っ!」
普通に手に乗せたけど、すごく恥ずかしくなってきた。
「あれ?哀川さん、顔赤いけど…?」
心配そうにする緋山君。
昨日のことが頭から消えない。
「う、ううん!何でもないよ。じゃあ、行ってきます!」
「行ってらっしゃい。気をつけてよ。」
「うん!」
玄関を出て、少ししゃがみこむ。
握手だけでも、気にしちゃってたらこれからの生活が今まで通りにできないじゃん……。
ほ、本当にどうしよう……。
由宇先輩にどうしたらいいか早急に聞かないと!
そして、私は急いでバイト先に向かった。
いつもより早く目が覚めた。今日はバイトがあるし、まぁやることは無いわけでもないから良いかな。
準備をして朝ごはんを作る。
今日の朝ごはんはミルク入りパンを前バイト先で貰ったからそれにしよう。
あと30分くらいかな………。
緋山君は起きてこない。まぁ、今緋山君の顔を見たら恥ずかしくて大変なことになりそうだけど。やっぱり起きてないのは寂しい。
「……ぉはよ。」
「あっ、緋山君。おはよう!」
急に聞こえた声に驚く。
緋山君は眠そうに目を擦りながら廊下に立っていた。
「行く…?」
「あと少ししたらね。」
「…ん。じゃあ、はい。」
そして、差し出される手。
「うん!」
最近は緋山君からやってくれるようになって凄く嬉しい。
「……っ!」
普通に手に乗せたけど、すごく恥ずかしくなってきた。
「あれ?哀川さん、顔赤いけど…?」
心配そうにする緋山君。
昨日のことが頭から消えない。
「う、ううん!何でもないよ。じゃあ、行ってきます!」
「行ってらっしゃい。気をつけてよ。」
「うん!」
玄関を出て、少ししゃがみこむ。
握手だけでも、気にしちゃってたらこれからの生活が今まで通りにできないじゃん……。
ほ、本当にどうしよう……。
由宇先輩にどうしたらいいか早急に聞かないと!
そして、私は急いでバイト先に向かった。