ワケありルームシェア 2
あ、そっか。連絡してたんだった。
「もしもし…。」
『螢?どうしたんだ、連絡入ってたけど。』
「いや、何だったっけ………?」
哀川さんと昼食を取りながら…………。
「あ、お礼がしたいって。直接。」
『お礼……っあぁ!弓景先輩のやつか。別にいいのにな。』
「君の家を知りたがってたんだけど。」
『は?俺の?』
「いや、断っておいたから。今度、家に来た時にお礼するらしい。」
『……サンキュー。俺の家は本当にダメだからな。』
そう言って、通話が切れる。
澄の家には悪魔が住んでいる。だけど、僕が思う以上に、澄にとっては悪魔なんだろう。
それから、夕飯を食べた。
いつもみたいに哀川さんと話した。まぁ、弓景先輩のことだけど。
いつもと違ったのは、哀川さんがお風呂上がってから寝てしまっていたこと。
「せっかく、髪を乾かしてもらおうとしてたのに。」
ルームシェア14日目、終了。
「もしもし…。」
『螢?どうしたんだ、連絡入ってたけど。』
「いや、何だったっけ………?」
哀川さんと昼食を取りながら…………。
「あ、お礼がしたいって。直接。」
『お礼……っあぁ!弓景先輩のやつか。別にいいのにな。』
「君の家を知りたがってたんだけど。」
『は?俺の?』
「いや、断っておいたから。今度、家に来た時にお礼するらしい。」
『……サンキュー。俺の家は本当にダメだからな。』
そう言って、通話が切れる。
澄の家には悪魔が住んでいる。だけど、僕が思う以上に、澄にとっては悪魔なんだろう。
それから、夕飯を食べた。
いつもみたいに哀川さんと話した。まぁ、弓景先輩のことだけど。
いつもと違ったのは、哀川さんがお風呂上がってから寝てしまっていたこと。
「せっかく、髪を乾かしてもらおうとしてたのに。」
ルームシェア14日目、終了。