ワケありルームシェア 2
「ひ、緋山君。準備できた…?」
未だに恥ずかしさは残るけど、意識しないように今日のお出かけ楽しもう。
「出来たけど……。ファッションセンスとかないからね。」
とか、言ってるけど私からしたら男の子と出かけるなんて初めてで普通はどんな服を着てくるのかがわからない。
だから、緋山君がどんな服を着てもかっこいいと思ってしまう。
「身長が高いといいなぁ。私、背が低すぎて大人用が見つからない時があるから……。」
「そう。僕の身長でも服が見つけずらいけどね。」
背が高くても、私たちと同じように苦労するんだ。
「じゃあ、本屋に行こっか。」
「うん………。」
外へ出ると強い日差し。緋山君は出た瞬間行く気を失くしたみたいだ。そりゃあ、こんな猛暑日だったら誰も外に出たくないはず。
「ひ、緋山君……。行く……?」
「………行かないと読む本がない。」
「そっか…………。貸してもいいけど…。」
「いや、僕は買わないと読まない人だから。」
だから自分で買う、という緋山君。
未だに恥ずかしさは残るけど、意識しないように今日のお出かけ楽しもう。
「出来たけど……。ファッションセンスとかないからね。」
とか、言ってるけど私からしたら男の子と出かけるなんて初めてで普通はどんな服を着てくるのかがわからない。
だから、緋山君がどんな服を着てもかっこいいと思ってしまう。
「身長が高いといいなぁ。私、背が低すぎて大人用が見つからない時があるから……。」
「そう。僕の身長でも服が見つけずらいけどね。」
背が高くても、私たちと同じように苦労するんだ。
「じゃあ、本屋に行こっか。」
「うん………。」
外へ出ると強い日差し。緋山君は出た瞬間行く気を失くしたみたいだ。そりゃあ、こんな猛暑日だったら誰も外に出たくないはず。
「ひ、緋山君……。行く……?」
「………行かないと読む本がない。」
「そっか…………。貸してもいいけど…。」
「いや、僕は買わないと読まない人だから。」
だから自分で買う、という緋山君。