ワケありルームシェア 2
緋山君が先に買ったから私があとから出る。
「ご、ごめんね。遅くなっちゃって、お金出すのいつも遅いから…。」
「別にいいけど。はい、本。」
「ありがとね。私も今度なにかお礼する。」
「いや、それだと僕がお礼した意味なくなるから。」
「あ、そっか。」
それから、歩いていくと花屋さんを見つけた。
「ねぇ、緋山君。眞白先輩にお花渡しに行ってもいいかな。」
「……いいんじゃない。」
「緋山君も一緒に来てね。眞白先輩、その方が喜ぶと思うから。」
「………………分かった。」
渋々了承する感じだ。でも、強制的に連れていくのはなんか申し訳ないなぁ。
「あっ、そういえばね。病院の近くにケーキ屋さんが出来たらしいの。眞白先輩のお見舞いの帰りに寄ってく?」
「行く。」
先程とは違い活き活きした表情になった。それだけ甘いものが好きなんだなぁと、改めて実感する。
「花、選ぶんでしょ。急がないとお昼ごはんの時間になるよ。」
「そ、そうだった!急がなくちゃ!」
「ご、ごめんね。遅くなっちゃって、お金出すのいつも遅いから…。」
「別にいいけど。はい、本。」
「ありがとね。私も今度なにかお礼する。」
「いや、それだと僕がお礼した意味なくなるから。」
「あ、そっか。」
それから、歩いていくと花屋さんを見つけた。
「ねぇ、緋山君。眞白先輩にお花渡しに行ってもいいかな。」
「……いいんじゃない。」
「緋山君も一緒に来てね。眞白先輩、その方が喜ぶと思うから。」
「………………分かった。」
渋々了承する感じだ。でも、強制的に連れていくのはなんか申し訳ないなぁ。
「あっ、そういえばね。病院の近くにケーキ屋さんが出来たらしいの。眞白先輩のお見舞いの帰りに寄ってく?」
「行く。」
先程とは違い活き活きした表情になった。それだけ甘いものが好きなんだなぁと、改めて実感する。
「花、選ぶんでしょ。急がないとお昼ごはんの時間になるよ。」
「そ、そうだった!急がなくちゃ!」