ワケありルームシェア 2
「あの……。」
彗が哀川さんに話しかける。
「あ、どうしたの?」
「風呂…、ありがとうございました……。」
「全然いいよ。髪はちゃんと乾かしてね。彗君が風邪ひいちゃうから。」
「あ、俺、いつも、乾かさない、から……。大丈夫だと、思います…。」
僕と同じような事言ってる。ほらね、みんな乾かさないでしょ。と言おうと思ったが、僕は今乾かしてもらってる身だから何も言えない。
「哀川さん、彗の髪はやっとくから先に風呂行ってていいよ。」
「あ、うん。分かった。」
パタパタと、哀川さんが風呂に向かう。
「彗、こっち来て。」
「なんで……?」
「髪乾かしてあげるから。その間、ゲームしてていいよ。」
「分かった。」
ゲームで釣れば彗はすんなり受け入れた。ただ、僕と同じように乾かすのが面倒なだけだったのかもしれない。
彗が哀川さんに話しかける。
「あ、どうしたの?」
「風呂…、ありがとうございました……。」
「全然いいよ。髪はちゃんと乾かしてね。彗君が風邪ひいちゃうから。」
「あ、俺、いつも、乾かさない、から……。大丈夫だと、思います…。」
僕と同じような事言ってる。ほらね、みんな乾かさないでしょ。と言おうと思ったが、僕は今乾かしてもらってる身だから何も言えない。
「哀川さん、彗の髪はやっとくから先に風呂行ってていいよ。」
「あ、うん。分かった。」
パタパタと、哀川さんが風呂に向かう。
「彗、こっち来て。」
「なんで……?」
「髪乾かしてあげるから。その間、ゲームしてていいよ。」
「分かった。」
ゲームで釣れば彗はすんなり受け入れた。ただ、僕と同じように乾かすのが面倒なだけだったのかもしれない。