ワケありルームシェア 2
そして、澄と彗は早速自分たちの新しい家に帰った。家が近いとかあまり嬉しくないけど哀川さんが喜んでたし…。そこは、割り切ろう…かな。
「緋山君!夕飯できたよ。」
「…ん。」
哀川さんに呼ばれてリビングに行く。机の上には量の多いご飯。そして、椅子に座っている澄と彗。
「何でいるの…?」
「澪月に招待されたから。」
「まだご飯の材料とかないらしいから。」
それで哀川さんが4人分も作ったのか。
「はぁ、言ってくれたら手伝ったのに。」
「ありがとう。」
「け、螢が自分から手伝うようになったのか!?」
「何。」
本当に成長したんだなぁ。と、笑いながら言う澄。僕はそんなに子供じゃないと思うんだけど。どちらかと言うと澄の方が子供っぽいんじゃないかな。
「僕はそんなに子供じゃないよ。」
「…螢兄さん、たまに、俺より…子供。」
「うん、緋山君、たまに子供っぽいところあるよ?ケーキ食べてるところとか、魚の骨が嫌いだとか…?」
ケーキは美味しいから仕方がない。魚の骨は面倒くさいだけだから。
「…あと、髪、乾かしてもらってる…ところ、とか…。」
それは面倒くさいし、哀川さんにやってもらった方が気持ちいいから。あと、哀川さんがやってくれるって言ったからね。
「それは螢が子供っぽいな。」
澄がずっと笑ってる。何が面白いんだろうか。
「飯ありがとな、今度なんか作ってやるよ。」
「ありがとう。楽しみにしてるね。」
哀川さんと僕が澄達を見送る。まぁ、哀川さんに連れてこられただけだけど。
「じゃ、螢頑張れよ!」
「何が?」
「何がって、み、」
「うるさいよ。」
「じゃあな!また来るぜ!」
「…ありがと……。」
そして、玄関が閉まる。
はぁ、兄さん本当に来るのだろうか…。
とりあえず、疲れた…………。
ルームシェア27日目、終了。
「緋山君!夕飯できたよ。」
「…ん。」
哀川さんに呼ばれてリビングに行く。机の上には量の多いご飯。そして、椅子に座っている澄と彗。
「何でいるの…?」
「澪月に招待されたから。」
「まだご飯の材料とかないらしいから。」
それで哀川さんが4人分も作ったのか。
「はぁ、言ってくれたら手伝ったのに。」
「ありがとう。」
「け、螢が自分から手伝うようになったのか!?」
「何。」
本当に成長したんだなぁ。と、笑いながら言う澄。僕はそんなに子供じゃないと思うんだけど。どちらかと言うと澄の方が子供っぽいんじゃないかな。
「僕はそんなに子供じゃないよ。」
「…螢兄さん、たまに、俺より…子供。」
「うん、緋山君、たまに子供っぽいところあるよ?ケーキ食べてるところとか、魚の骨が嫌いだとか…?」
ケーキは美味しいから仕方がない。魚の骨は面倒くさいだけだから。
「…あと、髪、乾かしてもらってる…ところ、とか…。」
それは面倒くさいし、哀川さんにやってもらった方が気持ちいいから。あと、哀川さんがやってくれるって言ったからね。
「それは螢が子供っぽいな。」
澄がずっと笑ってる。何が面白いんだろうか。
「飯ありがとな、今度なんか作ってやるよ。」
「ありがとう。楽しみにしてるね。」
哀川さんと僕が澄達を見送る。まぁ、哀川さんに連れてこられただけだけど。
「じゃ、螢頑張れよ!」
「何が?」
「何がって、み、」
「うるさいよ。」
「じゃあな!また来るぜ!」
「…ありがと……。」
そして、玄関が閉まる。
はぁ、兄さん本当に来るのだろうか…。
とりあえず、疲れた…………。
ルームシェア27日目、終了。