ワケありルームシェア 2
今日からお盆休みだ。だけど、緋山君がいない。そう思うと涙が出てくる。
「ダメダメ!ちゃんとしなくちゃ、………って言ってもなぁ…。」
ずっと前までは1人だった。だけど、緋山君が来てから家の中は常に2人が多かった。なんか、悲しい。こんなに家が広かったなんて知らなかったなぁ。
_______________ピーンポーン。
インターホンがなる。誰だろう…、緋山君……だったら合鍵持ってるもんね。
「はぁい。」
「おっ、澪月じゃん。螢は?」
「…おはよう……………。」
「澄君と彗君…、おはよう。」
「なんか、元気ない…けど…………。」
緋山君の名前を出されると1人が悲しくなってくる。
そして、澄君と彗君に昨日のことを話した。
「瑶さんが帰ってきたのか!会いたかったんだけどなぁ。」
「…瑶兄さん………、仕事、忙しい…。」
「瑶さんって、どこかに行ってたの?」
「んー、どこに行ってたまでは知らないけど、螢の親は旅行が大好きでいつも旅してて、瑶さんはその分色々なところへ出張に行ったり、海外に行ったりしてたぜ。」
す、すごい人なんだ……。
「けど、螢が大丈夫って言ってたなら大丈夫だぜ。多分な。」
「…螢兄さん、嘘、つかない………、多分。」
みんな多分がつくんだね。でも、私が知らないだけかもしれないけど、嘘をついているところは見たことない。だから、大丈夫だよね。
「ありがとう、2人とも。なんか元気でた!」
「そりゃ良かったぜ。じゃ、俺達何しに来たか忘れたから帰るわ。後で来るかも。」
「…澄兄さん、あれだけ紙に書けって、ちゃんと、言ったのに………。」
そう言って自分たちの家に帰る澄君達。家は近いからすぐ会えるんだけどね。
_______________『螢は死んだ兄の名前。』
あ…、れ…………。緋山君のお兄さんの名前は“瑶”さんだったよね…。そして、瑶さんは生きてるよね。もう1人、緋山君にお兄さんが“いた”のかな。
「あっ、もうこんな時間!」
お昼ご飯食べなくちゃ!
「ダメダメ!ちゃんとしなくちゃ、………って言ってもなぁ…。」
ずっと前までは1人だった。だけど、緋山君が来てから家の中は常に2人が多かった。なんか、悲しい。こんなに家が広かったなんて知らなかったなぁ。
_______________ピーンポーン。
インターホンがなる。誰だろう…、緋山君……だったら合鍵持ってるもんね。
「はぁい。」
「おっ、澪月じゃん。螢は?」
「…おはよう……………。」
「澄君と彗君…、おはよう。」
「なんか、元気ない…けど…………。」
緋山君の名前を出されると1人が悲しくなってくる。
そして、澄君と彗君に昨日のことを話した。
「瑶さんが帰ってきたのか!会いたかったんだけどなぁ。」
「…瑶兄さん………、仕事、忙しい…。」
「瑶さんって、どこかに行ってたの?」
「んー、どこに行ってたまでは知らないけど、螢の親は旅行が大好きでいつも旅してて、瑶さんはその分色々なところへ出張に行ったり、海外に行ったりしてたぜ。」
す、すごい人なんだ……。
「けど、螢が大丈夫って言ってたなら大丈夫だぜ。多分な。」
「…螢兄さん、嘘、つかない………、多分。」
みんな多分がつくんだね。でも、私が知らないだけかもしれないけど、嘘をついているところは見たことない。だから、大丈夫だよね。
「ありがとう、2人とも。なんか元気でた!」
「そりゃ良かったぜ。じゃ、俺達何しに来たか忘れたから帰るわ。後で来るかも。」
「…澄兄さん、あれだけ紙に書けって、ちゃんと、言ったのに………。」
そう言って自分たちの家に帰る澄君達。家は近いからすぐ会えるんだけどね。
_______________『螢は死んだ兄の名前。』
あ…、れ…………。緋山君のお兄さんの名前は“瑶”さんだったよね…。そして、瑶さんは生きてるよね。もう1人、緋山君にお兄さんが“いた”のかな。
「あっ、もうこんな時間!」
お昼ご飯食べなくちゃ!