幼馴染の彼~あの日の約束~
特別な彼
「お誕生日、おめでとうー!!」
かんぱーいといって、いくつもグラスが軽快にぶつかる。
7月初旬。
真子との約束で、今日は私の誕生日を祝ってくれるため、予約してくれたスペイン料理店にいる。
この前の話通り、うちの会社のメンバーと、満元物産の片桐さんと、田村さんも来てくれた。
お酒もはいり、営業トークのうまい2人が加われば、なお盛り上がる。
「それにしても、満元物産の方ってイケメン揃いですよねぇー。顔採用なんですか?」
うちの後輩が問いかければ
「顔だけで、入れたみたいな言い方!それも一理あるかもしれないけど、そこ、重要かもしれないけど!仕事もできますよ、俺達!」
どっと笑いが沸く。盛り上がっている時、片桐くんが何気に隣へ来て、小さく耳打ちしてきた。
「怜美ちゃん、ちょっといい?」
「?」
お店のテラスへと誘われた。
かんぱーいといって、いくつもグラスが軽快にぶつかる。
7月初旬。
真子との約束で、今日は私の誕生日を祝ってくれるため、予約してくれたスペイン料理店にいる。
この前の話通り、うちの会社のメンバーと、満元物産の片桐さんと、田村さんも来てくれた。
お酒もはいり、営業トークのうまい2人が加われば、なお盛り上がる。
「それにしても、満元物産の方ってイケメン揃いですよねぇー。顔採用なんですか?」
うちの後輩が問いかければ
「顔だけで、入れたみたいな言い方!それも一理あるかもしれないけど、そこ、重要かもしれないけど!仕事もできますよ、俺達!」
どっと笑いが沸く。盛り上がっている時、片桐くんが何気に隣へ来て、小さく耳打ちしてきた。
「怜美ちゃん、ちょっといい?」
「?」
お店のテラスへと誘われた。