幼馴染の彼~あの日の約束~
「ふーん、片桐さんからもらったんだ」
飲み会から帰って、鞄からもらったいくつかのプレゼントを何気なくリビングテーブルに置いたら、何故か話もしてないのに、智弥がイヤリングの箱を開けて言う。
なぜ、それが片桐くんのプレゼントだとわかったんだろう・・・
頬杖をして、片方のイヤリングだけを取り出し、指先でクルクルと回している。
「この間、仕事が一緒で外回りした時にさ。片桐さんが気になる女の子がいて、プレゼント何がいいかって聞かれたんだよね」
「うん」
「前に、片桐さんを知ってるっていうから、なんか嫌な予感がして。その時につけてるならイヤリングとかどうですか?って話を振ってみたんだよ」
で、これか・・・・
私的には、みんなからのプレゼントのひとつのつもりでもらったんだけど、片桐くんはそうじゃなかったという話でっていうか
気になる子が私ってこと!?
そんなつもりでもらったわけじゃないんだけど。
「片桐さんとは、いつからの知り合い?」
「えっと、2年くらいかな。でも、ずっと飲み仲間っていうか、真子の同級生としか、見てなかったよ」
「俺の知らない、2年間の怜美を知ってるわけだ」
飲み会から帰って、鞄からもらったいくつかのプレゼントを何気なくリビングテーブルに置いたら、何故か話もしてないのに、智弥がイヤリングの箱を開けて言う。
なぜ、それが片桐くんのプレゼントだとわかったんだろう・・・
頬杖をして、片方のイヤリングだけを取り出し、指先でクルクルと回している。
「この間、仕事が一緒で外回りした時にさ。片桐さんが気になる女の子がいて、プレゼント何がいいかって聞かれたんだよね」
「うん」
「前に、片桐さんを知ってるっていうから、なんか嫌な予感がして。その時につけてるならイヤリングとかどうですか?って話を振ってみたんだよ」
で、これか・・・・
私的には、みんなからのプレゼントのひとつのつもりでもらったんだけど、片桐くんはそうじゃなかったという話でっていうか
気になる子が私ってこと!?
そんなつもりでもらったわけじゃないんだけど。
「片桐さんとは、いつからの知り合い?」
「えっと、2年くらいかな。でも、ずっと飲み仲間っていうか、真子の同級生としか、見てなかったよ」
「俺の知らない、2年間の怜美を知ってるわけだ」