幼馴染の彼~あの日の約束~
「飲みに誘ってね、か。随分、余裕だな」
「別に2人でって言ってないじゃん。みんなでって意味だし。智弥、よく片桐くんが来ることわかったね」
その問いにあぁと返事をした。
「今日、朝から様子が変だったからね、やたらとソワソワしてたし、仕事中もなんか気がそぞろって感じで。なんかあるなって」
ぎゅっと抱きしめられた。
「よかったよ、後ついてきて。あのまま2人でどっか行ってるのわかったら、俺、片桐さん殴ってた気がする」
いや、気がするんじゃなくて殴ってたわ。
危うく暴力沙汰にならなくて良かったという気持ちより、怖いわ、智弥と心の中で呟いた。
「さて、右手」
「右手?」
「つないで帰るよ。消毒」
「消毒って・・・」
「他の男の温もり感じてるだろ?ほら、俺の手でそんなの消すから」
「ヤキモチ?」
「朝まで、たーっぷりお仕置きな?」
にっこり、智弥は笑ってみせた。
やっぱり、怖いわ、智弥。
「別に2人でって言ってないじゃん。みんなでって意味だし。智弥、よく片桐くんが来ることわかったね」
その問いにあぁと返事をした。
「今日、朝から様子が変だったからね、やたらとソワソワしてたし、仕事中もなんか気がそぞろって感じで。なんかあるなって」
ぎゅっと抱きしめられた。
「よかったよ、後ついてきて。あのまま2人でどっか行ってるのわかったら、俺、片桐さん殴ってた気がする」
いや、気がするんじゃなくて殴ってたわ。
危うく暴力沙汰にならなくて良かったという気持ちより、怖いわ、智弥と心の中で呟いた。
「さて、右手」
「右手?」
「つないで帰るよ。消毒」
「消毒って・・・」
「他の男の温もり感じてるだろ?ほら、俺の手でそんなの消すから」
「ヤキモチ?」
「朝まで、たーっぷりお仕置きな?」
にっこり、智弥は笑ってみせた。
やっぱり、怖いわ、智弥。