私の周りの人達は……
「神木くん?」
「そうだよ。ボクだ」
神木くんとは、委員会で一緒になり仲良くなった男の子
「何でここに……」
今日の葬式には学校の人は呼んでないはず
「どうして」
神木くんの足元には真っ赤に染まった包丁が落ちていた
「あ、ああっ」
まさか……!
「お母さんを殺したのは、神木くんなの?」
「そうだよ」
ケロッと言われ、私は声も出なかった
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