(完)嘘で溢れた恋に涙する
2人の人間を殺め、たくさんの人から幸せを奪ったお父さんを、



そんな犯罪者と同じように、何の苦労もなく日々を豪遊していた私を、



反省とか、そんな甘い考えで許すはずがないのだ。



苦しんで、苦しんで、そうやって生きていくことしか私たちに残された道はないんだ。



友達も、恋人も、優しさも、楽しみも許されないんだ。



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