(完)嘘で溢れた恋に涙する
優しくて明るい理玖にいつのまにか惹かれていた。



どんどん好きになっていった。



その気持ちに嘘はつかなかった。



だけどそう結論づけていいような簡単な問題なんだろうか?



落ちた線香花火の火種は少しくすぶって、静かに消えた。



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