君に恋した
「なんで尚之君はあたしのことを知ってるの?後、なんでメアド聞いたの?」

まず最初にこれを聞こう。

『‥え~っと、まぁいろいろあってさ。興味があったから』

何故そんなに曖昧なの?それに、なんか困ってる?

「あなた、何。言えないことでもあるの?」

あたしは怒り口調で答えた。

『あ~いや、なんも怪しくないけど、言えない。恥ずいし!これは聞かないで?』

「ふ~ん、分かった。でもそのうち聞くからね?」


そーいえば、なんかあたし彼女みたいな話し方じゃない?うわ、なんでだろ。

赤の他人なのに!

傍にあるクッションをベッドに叩きつける。


『…じゃぁ、こっちも質問するわ。イイ?』
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