君に恋した
あの尚之君の嬉しそうな声‥。あれは、計算なんかじゃないよね?


“ありがとう!”“嬉しい!!”という言葉が頭の中で連呼する。

尚之君か…。


あたし、尚之君のことを知ってみようかな。



こちらこそ、これからよろしくね。





…このときのあたしは、本当に尚之のことを知らなくて。

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