君に恋した

進展

「それじゃ、行ってきまーす!」


あたしは今日も学校に向かう。


昨日はあれから、尚之君のことが頭から離れなかった。夕ご飯を食べてるときも、お風呂に入ってるときも、寝る前も色々考えていた。

今日も尚之君に電話してみようかな~とか思ったり。

つい先日までならありえないことを考えているあたし。

「…今日も空は青いな~」

まるで、吸い込まれそうな空。雲一つない青空に、太陽が堂々と輝いている。

あたしの心まで晴れてる感じで、すごくすがすがしい。


「よし、今日もがんばるぞー!」

あたしは思いっきり背伸びをした。

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