君に恋した
「いっいいの!?」

『そんなに嬉しいのかよ~?俺、たぶんブサイクだからそこんとこよろしく!』

あたしは近くにあるぬいぐるみを取り、嬉しくてギュッと抱きしめる。

「そんな謙虚しないでよ!尚之はイケメンだって友達から聞いたぞ~」

『は!イケメンじゃねぇし、友達って誰だよ?』

あれ、分からない?

「ほら、尚之があたしのメアド聞いた相手!顔覚えてない?」

うーんと考えてる声の後、

『…あー、そういえば聞いたような。でも顔は…覚えてない』

「忘れるの早!夏海のおかげで友達になったんだからね?あたし達」

ついこの間のことなのにうろ覚えらしい。

『夏海?あぁ、んじゃその人に感謝!』

「そうだね!」

今では、夏海が教えてくれたおかげでなれた友達だからすごい感謝。

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