君に恋した
なんだったっけ!あ、そうだっ誘うんだよダブルデートに!

「こっ今度の土曜日ね…」

『なぁ!…俺もちょっと言わなきゃいけないことがあるんだ』

少し嫌な感が頭をよぎった。


「…何?いい話?お先にどうぞ☆」

明るめに話した。

‥でも、いい話なんかじゃないよね。

そんな気まずそうな声なんだから。


『俺さ、たぶん紗菜に後悔させると思う』

‥―え?

「…なんで?あたし言ったよね、後悔なんて絶対しないって!」

言ったよ!それなのにっ

『言ってた。言ってたけど!…これが、俺に出来る精一杯の幸せなんだ』

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