透明人間の色






僕にはずっと見ている夢がある。


それはたぶん、
僕らがやっている正義なんかじゃなくて、


世界中のみんなが正義になれる夢。


とてもとても、現実的ではない夢のはずだった。



けど、その現実に彼女は現れてしまった。




彼女は僕にその夢を諦めさせてはくれない。




___第三章 夢色(side霧蒼) 終


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