黒ク甘イ、恋。
「ー、うん。貧血ー・・・かな?」
「そっか・・・、どっか痛くない?」
「うん。だいじょーぶ^^」
・・・・小波、夜斗。
笑顔を作っていても、布団の中では震えていた。
あいつが、お父さんとお母さんを・・・
でも、あれ?
10年前、あいつがあのくらいの年齢で・・・え?
・・・・じゃぁ、いまは もっとおじさ・・?
でも、あんなにそっくりで
あんなにきれいな顔した人そうそういるもんじゃない!
「・・・夜斗のコト見つめて倒れたからねー」