黒ク甘イ、恋。
「美桃ー、夜斗が来たよー」
「う。うん!」
「じゃ、私たちはこれで^^」
静まりかえった、保健室。
あたしの中では殺意が煮え切っていた。
「・・・あのさ、」
口を開いたのは、夜斗。
「・・・?」
「俺等、どっかであったことねェ?」
「・・・・・・―!?」
・・・自ら、自白!?
なんだ、こいつ・・・・
「・・・わかんないよ」
へらっと笑った。
手のひらに爪が食い込む。
痛い。でも
どうにかして、この想いを
どこかにぶつけたくて・・・