黒ク甘イ、恋。

デート



次の日
メールが来た


簡単な携帯しかもっていないあたし。


それでも「アド教えて」というあいつの顔をみて
拒否なんか出来なかった


「・・・夜斗から・・・」


やっぱり夜斗から。



内心うれしがっている自分がいる



『今日のお昼から、遊ばねェ?』


・・・昼から・・・


いいよと書いて、返信する。


『おっしゃッ!じゃさ、俺向かえに行くから
家、どのへん?』


え、どこいくの・・・と。


『ヒミツ』


そんな他愛もないメール。


・・・・嬉しいけど

嬉しいけど


ちょっと・・・寂しい。


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