黒ク甘イ、恋。

涙は枯れて永遠のユメ



「・・・・寒い・・・・」



季節は冬。



夜斗とは、順調に付き合っている。



「・・・こーしてれば、寒くないだろ??」



手を握りしめてくれる。


・・・・正直、嬉しい・・・



でも、


心に陰る小さな思い。



もう、決めてしまった。



―決めたよ。


夜斗、


わたしね、あなたを今日殺すんだ。


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