一度たりとも、君を忘れることはないだろう
知りたかった
思えば、君は眩しい人間だった。


まるで、いつでも舞台の上に立っているかのようにスポットライトが当たっていた。

皆を笑顔にさせる、魔法も使えた。

そんな君は、皆から親しまれ、愛されていた。


舞台の上に立てない私は、そんな君をずっと傍観者として見ていたんだ。


舞台の上に立つ、君の気持ちを知りたかった。

君が、どんな気持ちでこの人生を生きているのかも知りたかった。

どうして、そんなに眩しいのかも、知りたかった。




遠いところに立つ気分はどうなんだろう。






君は、私の気持ちを知っていたのかな?
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