LoveForever

ガラッ
砂奈と私はドアを開けた。

「おはよう柊さん。このニュース知ってる?」

クラスの女の子が聞いてきた。

「なんか重大なニュースでもあったの??」

私は聞いて見た。

「ニュースっていうよりもうわさかな。里長クン、公立高校に彼女いるんだって!!」


里長クンっていうのは同じクラスの里長聖クンのこと。
なんか最近女子と話さなくなったなぁ~って思ってたら、そういうことだったんだ。
聖クンけっこうかっこよくて優しいんだけどなぁ~
ちょっと残念。

「柊、ちょっといいか?」

いつの間にか先生が後ろに立っていた。

「なんですか?先生。」

「あのな、お前フルート吹けるだろ?」

なんだろう・・・・

「一応。ですけど・・・」

「今度の文化祭でステージをやってほしいんだ。」

ええっ!!??なにそれ!!?どういうことですか!!??

とりあえず落ち着いて話を返そう。

「どういうことですか?」

「文化祭の締めに1曲なにか吹いてほしいんだ。」

「1曲ですか?それなら・・・・

「ありがとう!!じゃあ決まりな。」

なんだったんだろう・・・・・いきなり話進められちゃった。

人前で吹くの嫌いじゃないし、まあいいか♪
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