LoveForever


ずっとずっと願っていたこと。


夢はじぶんで決められない。


それよりも、自分で隣にいる人を選べるってことが、すごくうれしかった。



「ありがとう、パパ!」





「ごめんな。一愛」


「え?」


「いままで、私は一愛の自由を全部奪ってきた。
これからは・・・
自分ですべてを選択しなさい。
この学園を継ぐのも継がないのも一愛の自由だ。
でも、責任はとらないからね」





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