クレナイ姫
全「(ビクゥッッ!!)」

女2「唯様、おはようございます。私たち全員、唯様とこうして普通に接することができて嬉しいです。」
 

皆、唯のことを唯の前では唯様と呼ぶ。
決して天使様とは呼ばない。


唯「ふぇっ?うん‼私も嬉しい‼ありがとー‼」


まぁ、唯が笑顔になったからいいか。



唯「來くん、時間、だいじょぶ?」


唯が聞いてくる。
校舎の時計に目を移すと、

來「ああぁーーー!」


次の授業まであと3分。

とりあえず、唯を光さんに預けないと。


來「唯。光さんのところに行こうか。」


そういって急ぎ足で唯を抱えたまま、理事長室を目指す。

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