クレナイ姫
唯「えへへ。ありがと~みーくん。」


私が顔をふにゃっとさせて微笑むと、そっくりなお顔をした男の子二人が話しかけてきた。


雄哉「雅、みーくんって、、、、ップププッ、、、はい。すみません。」

雄翔「雄哉、バカだろ。唯、はじめまして。俺は竜野雄翔だ。よろしくな。」


二人のうちの静かそうな人が話しかけてくる。



雄哉「雄翔ばっかずりぃー!ボクは雄翔の双子の兄で、雄哉だよ‼よろしく!唯ちゃん!!」


うるさそうな人も言ってくれる。



二人って似てるようで



唯「全然似てない。」



雄哉・裕雄「え?」


唯「いや、、、、、似てないなって思ったから。気分悪くしたならごめんなさい。」



そう言って私は一人で話を進める。



だってこの空気、嫌なんだもん。


雄翔「何でそう思った?」

 

女の子、苦手なんだな、と思うなぁ。


まあ、そんなことより、


唯「まず、纏ってる?雰囲気が違う。えっと、、、それから、自分のこというの雄哉君はボク、雄翔くんが俺。あと、、、雄翔君は女の子苦手そうなのに、雄哉君はむしろ好きそうだから、、、です。」



一気に話したから、息が絶え絶えです。


みかねたこーちゃんがオレンジジュースをくれます。



ぷはぁ~いきかえりますぅ~



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