勇者の焼きそばや

ミルキーウェイ物語

｢曇空｣

先生は、昼間の空を見上げた。

今日は、7月7日。。

生憎の曇天だ。

先生は手でひさしを作りながら、空を見上げて言ったんだ。

先生｢日馬(はるま)、あなたには、ねぇ、シャインシャインのミルキーウェイ、見えるかしら、、｣

日馬｢見えるかしら、って曇天すよ、先生｣

先生｢バッカねぇ、曇天の向こう側に、ミルキーウェイを見るのよー、バッカねぇ、、｣

日馬｢いや、生徒に向かって、バッカバカ言わないで下さいよ。それでなくたって、昨日、模試の結果さんざんで、ナイーブになってンですから…｣

先生｢おいおい、ナイーブなんて言葉、君には、百億年早いンだぞぉ｣

日馬｢え、そぉ、、｣

先生｢そぉ、、でもないか、、｣

日馬｢そうでもねぇよ｣

先生｢はい授業授業♪｣

日馬｢あー、誤魔化したしょ！｣

先生｢誤魔化してない！はい、授業授業♪｣

日馬｢完全に誤魔化してるじゃん。｣

先生｢はい、授業授業…｣

日馬｢いやもう、それしか言わないじゃん…｣

ピーッ

先生が、ジャージ姿で、笛を吹いたのだ。

サンバイザーをしてるのだ。

手には、三杯酢を、、持って、、あいないね

そりゃそうだ