vous de voix la unjour~あなたの声を~
いつの日か
出会ったのはほんの1週間前
あるラインのグループで
お互い顔も知らないしどこに住んでいるのかも知らない
同い年って言ってたけどそれも嘘かもしれない
こんな風にすぐに疑える関係
儚いガラスのように壊れやすい
あなたは私に教えてくれた
「自分の声が嫌い」だと
自分のことが嫌いだと
そのあとに知った
あなたが不登校で何度も何度も自殺を試みていること
何でだろう
それだけは疑えなかった
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