男嫌いの美少女
それから、家を出た。
そして、しばらく歩いていると、美桜がいたから話しかけようとすると、急に振り返った。
美桜
「おはよ〜」
麗華
「お、おはよ」
ビックリした気持ちを抑えてなんとか挨拶を返す。
でも、そんなこと気にもせずに美桜が話しかけて来た。
美桜
「ねぇねぇ、クラス同じかな?」
麗華
「さぁ、見れば分かるんじゃない?
にしても、共学かぁ」
共学…
そこには、女子もいるが
男子もいる。
私って、男嫌いなんだよね
男子と喋ったり、ある程度の距離を保てば問題無いんだけど、触れられたり近づいたりするとどうしても震えてしまう。
恐怖と言うかなんと言うか…
だから、基本
男子には、近づかないようにしている
美桜
「そっか…
麗華は、男嫌いなんだよね。
でも大丈夫!私はいつも一緒だよ」
麗華
「うん」
美桜は優しい
いつもこうやって励ましてくれる
何があっても側に居てくれた。
本当にいい友達に出会ったな
そして、美桜が守ってくれるように
私も美桜を守って行くんだ。
これは、私の中の
秘密で
揺るぎない
決断