Love☆Life



『…どうしたの…?
なんか、用事?』

なんとか言葉を絞り出してそう聞くと


「ん。
食器、返しに来た」

そう言って私の耳にキスしてくる

数十分前まで抵抗してたのに


それがイヤじゃないと思うのは…なんで…?


体に回された腕に安心できるのは……?


それを思うだけで熱くなる顔も…


「茉莉…」

耳元で囁かれるその低い声が…


「好きだ…」


好きだよ…




< 31 / 38 >

この作品をシェア

pagetop