いつも側で君を感じるから。


なんだろう、すげー緊張してんな俺。

心臓がバクバク鳴っているのを感じる。

それに対してりりが静かに頷いた。


「待ってる…ね」

そう言って再び俺の胸の中に飛び込んできた。

マジかよ…。

意味、わかってんだよな?

嬉しくて、俺もりりの事を強く抱きしめた。

少し力を入れたら折れてしまいそうな細い体…。



ずっと守っていきたい。



…早く決着つけてぇな。

< 245 / 274 >

この作品をシェア

pagetop