あなただけ。




「るう。おはよ。」



たくちゃんが私の席まできて頭を優しく撫でてくれる。


「たくちゃん、おはよ!」



ほら、やっぱりたくちゃんは優しい。




「また始まったよ…」



「ん?りえなんか言った?」



「…なんでもないわよ。」



「ならいいけど!」




「たくみぃ〜、るうちゃんばっかりずるいぃ〜!俺にも構ってぇ〜。」




たくちゃんの後ろからひょっこり現れたのは、たくちゃんの親友?の森谷 良樹(もりや
よしき)君。



彼もたくちゃんには負けるけどなかなかのイケメンって言われてる。あと、チャラい。すっごくチャラい。



「あ、るうちゃん今失礼なこと考えたでしょ。」



「べ、別にぃ〜?」



「ふ〜ん?」




あぶないあぶない。よしき君は鋭いからすぐに心を読まれちゃう。気をつけなきゃ。




でも仲良い人揃ったし、楽しくなりそうだな〜!





< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop