◇◆お姫様のティアラ◆◇
◆王子様からの…◇
最近、学校は大盛り上がりです!
何故なら………?
「体育祭役員決めるぞー!」
「待ってましたあー!!」
一斉にみんなが大声をあげる。
蛍とたーちはうざそうに顔を歪めてた。
ふふっ!
2人ともそっくり♪
「何笑ってんだよ?」
「べっ!………別に笑ってないもん!!」
「俺に刃向かう気か?」
そう言って私の顎をクイッと上げる。
「…!!!バカ!」
私はきっと真っ赤だ。
たーちの手を払って前を向く。
「あんま天愛羅虐めんなよ?たーち?」
「うっせー!」
なに??
今の意味深な2人の会話。
私だけのけ者にして!!
「おーい!
お前らもクジ引けよ!」
体育祭の役員はクジ引きみたいだ。
私は適当に引いた。
「………………何?
この赤いの?」
見ればたーちも赤いのを持ってた。
「お前も?何だろーな?この赤いの。」
『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
%#&*☆¥$
なっ!何事………!?
「うっぜーよ!?」
たーちが怒鳴るとシーンとした。
さすが不良パワー!