◇◆お姫様のティアラ◆◇
あぁ……………。
もういっその事……私の記憶を抜いて欲しいよ…………(泣)
「2人ともストップ。
末永………だっけ?
お前は席戻れ。」
あれ?蛍も少し怒ってる?
「大壱………。
少し頭冷やせ。
熱くなりすぎだ!」
たーちは机を「ガッ!!」
と蹴って教室を出て行った。
たーち大丈夫かな?
いつもと全然違う。
なんかあったのかな?
「私ちょっと行ってくる!!」
「多分保健室だから―!!」
走り出した私に蛍がたーちの居場所を教えてくれた。
ハァハァ…………。
ガラガラッ
「失礼しま―す。」
保健室は体育祭のときに怪我をして来た以来だ。
その前にたーちと来たんだけどね?///
「月野か。どうした?」
「えっと………たーちいます?」
「あぁ!さっき機嫌悪そうに来たよ!」
やっぱりここだったんだ……………。
さすが蛍くんパワー……。