感想ノート
――取り戻したい、夏がある。
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ゆみJupiter 2020/03/04 01:23
ゆみJupiterさま
こんにちは!感想ありがとうございます!とっても嬉しいです^-^
今まで数多くの作品を書いてきましたが、トリップを扱った話は本作が初めてでした。
島という狭い場所で出逢ったふたり。あの時、ああしていればという思いは大人になってからのほうが強く浮かぶもので、26歳になった皐月は後悔だらけでした。
津崎がいなくなるという結末は変わらなくても、皐月には前を向いていてほしいという願いを込めて、この作品を書き上げました。
ゆみJupiterさんは高二ということで将来への不安がたくさんあると思いますが、ふとした瞬間に皐月や津崎のことを思いだし、背中を押す手助けができたら幸せに思います。
手元に本として持っておきたいと言ってくださり光栄です……!
そうなれるように、私も日々努力していきたいと思います。
埋もれかけていた作品を見つけて、読んでくださり、本当にありがとうございました!
最近、流行っているウイルスのこともありますので、お身体に気をつけてお過ごしくださいね^-^
作者からの返信 2020/03/04 19:09
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永良サチさんへ。
天川ゆずりです。
まず初めに、こんなに感動できる素敵な作品をありがとうございました。津崎と皐月ちゃん。両想いだったはずなのに、皐月ちゃんがトリップする前は気持ちを伝えられずにいなくなってしまった津崎くん。同じく、後悔しながらも、そのまま26歳になってしまった皐月ちゃん。
この2人は、どんなに頑張っても同じ時を生きる幸せな人生を歩むことはできなかったけど、トリップして、やり直したことでそれ以上に幸せな結末を迎えることができて、私は読んでいてとても嬉しくなりました。また来世で、という約束を果たすことができるんじゃないかなと思いました。
私は、このお話を読んで、何も気づけないて、何もしないで後悔は絶対にしたくないなと感じました。津崎くんと皐月ちゃんを見てそう思いました。私はまだ学生だから、今のうちにやりたいことをどんどんやっていきたいです。期末でもっといい点を取るぞーー!……とか笑。
それでは最後に。
私は永良サチさんの作るお話が大好きです。文章が大好きです。特にこのお話が大好きです!!だから、津崎くんにも皐月ちゃんにも、美貴ちゃんにも剛くんにも、もちろん哲平くんにも、もっともっと全員に幸せになってほしいと思いました。
永良さん、これからも小説作り頑張ってください。ずっと応援しています!!天川ゆずり 2019/10/19 12:22
天川ゆずりさま
素敵な感想ありがとうございます!読みながら嬉しくて泣きそうになってしまいました(;-;)
「ばいばい、津崎」は私もすごく好きな話なのですが、あまり読まれずに埋もれていた作品でもあります。
誰かひとりにでも津崎や皐月の物語が届けばいいなと思っていたのですが、一年以上が経ち今日天川ゆずりさんに感想をいただけて、すべてが報われたような、そんな気持ちになりました。
天川ゆずりさんは学生なのですね!
大人になって振り返ると学生時代の青春は本当にあっという間です。
私も後悔していることがいくつかあるのであまり偉そうには言えないのですが、笑
ひとつひとつの瞬間的なことを大切に過ごして、少しでもこの物語に込めたメッセージが役に立てれば幸せに思います。
最近は書けば書くほど不安になって、色々と悩んでいたのですが、私の作品や文章が好きと言っていただけて本当に嬉しかったです。
なかなか新しい物語をサイトに上げられていないのですが、過去に書いた作品たちがこうして読者の方と繋がる場所を作ってくれているんだなと、改めて気づけました。
これからも初心を忘れずに、読者の方に寄り添えるような物語を作っていきます!
最後になりますが数多くある作品の中から「ばいばい、津崎」を見つけてくださって、本当にありがとうございました!!
また別の作品で天川ゆずりさんと出逢えるように頑張ります^-^
作者からの返信 2019/10/19 19:33
私はこの本の冒頭部分を見た時にいなくなってしまう物語なのかなって思って読むのを避けてきました。
だけど今日、最後まで読み進めて津崎が望んで美を投げ出したのではなく心臓が苦しくて海に倒れてしまったというのに気付いたり、皐月が後悔しないように行動する姿にかっこいいなと思いました。
誰もが後悔していてあの時に戻れたらと願うけれど、戻れないという現実があって私自身も戻りたい過去があるけれど前に進まなきゃって思っていました。
だけどこの物語を読んで、後悔しても今できることを精一杯やろうと思わされました。津崎と皐月の二人の関係性がすごく素敵でした。
読んでて涙が出そうになりました。
自分は今、高校2年生で大人になれるか不安になってしまっています。
明日があるかなんて保証できないけれど頑張ろうと思います。
最後に永良サチさんの作品はどれも素敵で物語の世界観に包まれているような感覚になります。
この作品を本として手元に持っておきたいと思ってしまいました!
この作品と出会えて良かったです!