いじめ ―きっかけは―
クラスのみんなもおかしいよ…。
私の事は信じないで、愛美の事だけを
信じるの?


私はハッキリと分かった。


これは…いじめなんだ。


でも、いじめられるだけじゃ
私のプライドが許さない。


絶対に泣くもんか…。
あの人達の前では、絶対に泣かない。
それで、馬鹿にしてやるんだ。


そう心に誓って涙を拭いながら
個室のドアを開けた───


第6章:おわり
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