【エッセイ】『蝶眠bike噺(ばなし)』
11 クッション材あれこれ
クッション材はさまざまあります。
シートなら低反発スポンジ、グリップならゴム、荷台ならスチレン、バイザーにはウレタン…
それぞれいろいろありますが、
「振動を減らす」
という目的は一緒。
それで場所に応じて、力の伝導率ってのが材質ごとに違うんで、しっかり理解することが大事やったりします。
ま、物理ですよね。
うちがよく使うのは天然発泡ゴム。
ある程度の柔らかみがあって、変色しにくいのがポイントとしては大きい。
ただ負荷が来やすい箇所は少し硬めの素材でも大丈夫かなと思います。
あと、大切なのはグロメット。
ボルトを直に通すより、クッション性能は増します。
ただボルトは細くなりますが。
強度とのバランスが難しいので、そこだけは探り探りかなぁ。