【エッセイ】『蝶眠bike噺(ばなし)』
17 バッテリー周りをいじる

いよいよノーマルのマフラーが錆び錆びでえらいことになってきまして、マフラーを買い換えるという検討を始めたのが、バッテリー周りをいじるきっかけになりました。

で。

価格.com見たら…

ノーマルの値段が高止まりしてる!

こうやってメーカーは内部留保殖やしてやがるんやな(苦笑)

で…

カブの兄弟みたいな横型エンジンのバイクでダックスってのがありまして、見たらそっちの純正のほうが1000円ぐらい安いんですよ…

ならば仕方がない!

マフラーをダックスタイプに変えよう!

でも形が…

いわゆるアップマフラーというタイプで、取り付けるにはバッテリー周りをアレコレ変えなくては干渉してしまう。

レギュレーターが特に熱に弱いからなあ…

ならば電装系、いじりましょうというくだりになりまして、真夏日が連チャンで続くなか電気系統いじることになったんですよ。

で。

バッテリー周りはカブの場合、シート下にあります。

まずはサイドカバーを開けて…

バッテリーをケースごと外して…

レギュレーターとボディーアースとCDIとウィンカーリレーを外して…

ケーブルを当初の右サイドから左サイドに移動♪

で、まずはレギュレーターとボディーアースを移設!

次にオリジナルでステーを加工して、CDIとウィンカーリレーを移して…

最後にヒューズも移動!

さらにバッテリーケースを加工して、奥行きのクリアランスを変更!

最後は右のサイドカバーを少しカットして…

アップマフラーが来ても、クリアランスが保てるようにしました。

うちは基本的にカスタマイズの路線は、

「ノーマルらしさを残しながらクラシカルにカスタマイズする」

なので、見た目はほとんどノーマルなまま。

で、

「仮にホンダが左サイドに電気系統つくるなら、こうなるかも」

というやり方をやったのは事実。

でもアップマフラーには利点もあります。

それは水害に強いこと。

排気の位置が上がるんで、マフラーから水が入ってダメになるということが減ります。

まぁエアクリーナーから入ったら終わりですがね。

でもクリーナーの口は高めなんで、これでアップマフラーに変えると浸水約30cmでも普通に走れるようになります。

これからは案外、これがスタンダードになる日が来るかもしれないですやね…



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