最初で最後の千歳くん。~君と1000回のキス
みっちゃんにも、ごめんなさい。

やっぱり私は『ジメ子』のまま高校でもヒッソリ生きていこうと思います。

あと、カッコいい男子の生存を確認しましたが報告の義務を怠る事をお許しください…。


「カッコいい…か」

さっき掴まれた腕。

田崎くんの力は強くもなく弱くもなく。

指でちょんちょんと掴まれた部分をつついてみた。

…別に、何ともない。

何とも…


~~!?

またしても顔を上げた彼とバチッと目が合った!

今度は思いっきり目を逸らす。


み、見られたかな…!?

別に、腕が凝ってたから揉もうとしただけで…
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