最初で最後の千歳くん。~君と1000回のキス
__2つ目は…
「く…く…」
みっちゃんが隣で、えっとこれは笑ってるのかな、呻いてるのかな?
「あった!」
「え、何が?」
「国枝蜜!私1年A組だって!」
掲示板を指差して言う。
あ、そっか。
クラス…。
「桃胡の名前はA組にはないね…」
「え、嘘…」
吉富桃胡。
私の名前は出席番号の後ろの方になる事が多いから、比較的探しやすい。
「ほんとだ、私、A組じゃない…」
憂鬱な原因が1つ増えちゃいました…。
「えっとぉ、吉富…吉富」
俯いてる私の代わりに、みっちゃんが探してくれてる。
あぁ、私、相変わらずダメだなぁ…。
「桃胡…桃胡?もーもーこ!」
「えっ、わっ、何!?」
「吉富桃胡、1年E組だって」
みっちゃんがちょっと呆れた顔で言う。
「く…く…」
みっちゃんが隣で、えっとこれは笑ってるのかな、呻いてるのかな?
「あった!」
「え、何が?」
「国枝蜜!私1年A組だって!」
掲示板を指差して言う。
あ、そっか。
クラス…。
「桃胡の名前はA組にはないね…」
「え、嘘…」
吉富桃胡。
私の名前は出席番号の後ろの方になる事が多いから、比較的探しやすい。
「ほんとだ、私、A組じゃない…」
憂鬱な原因が1つ増えちゃいました…。
「えっとぉ、吉富…吉富」
俯いてる私の代わりに、みっちゃんが探してくれてる。
あぁ、私、相変わらずダメだなぁ…。
「桃胡…桃胡?もーもーこ!」
「えっ、わっ、何!?」
「吉富桃胡、1年E組だって」
みっちゃんがちょっと呆れた顔で言う。