オレンジ〜どうしようもないくらい君が好きなんだ〜
何人かの男子が寄ってきて
親切に教えてくれる



その中に、この間の
少年Xも紛れ込んでいた。





だんだんふざけ初めて
どこかに散らばって行ってしまう男子たち。

ただ、自分の技を自慢したいだけかいー!笑




「ざっきー、後は頼んだ!」

最初に声をかけた男子も、そう言って消えた




でも今、ざっきーって…



変なあだ名。
特徴的だったから耳に残っていた



そのあだ名は何回も聞いたことがある




そうか、おぬしがざっきーか。





ざっきーは丁寧に丁寧に教えてくれた






2日目、3日目も。


ざっきーに教わりながら一生懸命練習した





4日目になって


「涼ちゃん、できてるよ!!」


ざっきーは笑顔でそう言った。



ようやく一つ回すことができるようになった


うーん、嬉しい。


そして、

ありがとうざっきー。



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