オレンジ〜どうしようもないくらい君が好きなんだ〜
里奈が決して陰キャラなわけではない

どちらかというと

みんなでワイワイやっている中に居た。



里奈もみんなと
風船で遊びたいに違いない。



でも、なんだろう。


里奈は周りのことを考えて

自分を犠牲にしてまで…。




「なら、はやく終わらせちゃおうぜ」


俺は、手伝わずにはいられなかった。


大きなごはんの容器を洗う共同作業


隣にいるだけであったかい。


心地がいい。


里奈とずっと隣にいたい


心からそう思った。

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