オレンジ〜どうしようもないくらい君が好きなんだ〜
お土産を買い終えると



もう夕方。


生暖かい、湿った風が

旅の終わりが近づいていることを

教えてくれる。


遠くから風に乗って聞こえる

ウクレレの音

三味線の音




そんな音に

名残惜しさを感じながら


私たちは那覇空港へと向かった。



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