ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
企画部の入り口前まで来て、本に挟まっていたしおりを抜き取った。
しおりが挟まってないと気付いた時の反応が見たかった。
もし同一人物なら
きっとすぐに気付いてくれるはず。
覗き込んだ企画部ですぐに見付けた。
うわ…。
眉間にシワを寄せてパソコン画面を睨み付けてるよ。
気強そうだよな。
屋上でもすげー顔で俺を睨み付けてたもんな。
たまたま目の前を通りかかった男に頼んで呼んでくれるようにお願いした。
どうやら隣の席だったらしく声を掛けられ首を傾げながら立ち上がり、俺の方を見る。
もちろんその間もずっと眉間にシワを寄せた顔のままで。
だけど
俺と目があった瞬間、
そんな仏頂面も一瞬で消えて、今度は困った顔して隠れるように元の席に座ってしまった。
……あれ?
何だ?今の反応……
しおりが挟まってないと気付いた時の反応が見たかった。
もし同一人物なら
きっとすぐに気付いてくれるはず。
覗き込んだ企画部ですぐに見付けた。
うわ…。
眉間にシワを寄せてパソコン画面を睨み付けてるよ。
気強そうだよな。
屋上でもすげー顔で俺を睨み付けてたもんな。
たまたま目の前を通りかかった男に頼んで呼んでくれるようにお願いした。
どうやら隣の席だったらしく声を掛けられ首を傾げながら立ち上がり、俺の方を見る。
もちろんその間もずっと眉間にシワを寄せた顔のままで。
だけど
俺と目があった瞬間、
そんな仏頂面も一瞬で消えて、今度は困った顔して隠れるように元の席に座ってしまった。
……あれ?
何だ?今の反応……