ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
『あなた、目的語がないから言ってること理解するの難しいわ』





トゲのある口調で文句を言う由宇さんに、確かにそうかも、なんて思ってしまい説教された気分になった。



それでも強気に由宇さんを急かしてストールへと取り替えさせた時

マサが後ろから声をかけてきた。





マサは由宇さんを凝視してて、由宇さんは恥ずかしそうに両手で体を隠す。




よくよく見てみると由宇さんに着せたキャミソールニットのTシャツはピッタリとしてて体のラインがくっきりと出ていた。




ストールで隠れきれてない胸の谷間。


だから由宇さんは上着をきてたのかな?


でも決して露骨に強調してるわけではない。



とりあえず露骨に胸元に釘付けのマサの頭を殴った。



『痛ってーな!何すんだよっ』





「露骨に見すぎなんだよ。目がエロかったから」



ジロリと睨んで言った俺に赤くなりながら反論するマサ。



『うるせっ!仕方ねーだろ。
まさかこんなナイスボディだったなんて思わなかったんだから!!』





その言葉に由宇さんが真っ赤になりながらマサを見ている。



その表情に苛つきを覚えた。
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