ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
言い争い
会いたいときにはなかなか会えないのに、どうしてだろう。
由宇さんを解放してあげるために、今日から少し距離を開けようと思ったのに、こうして会ってしまうんだろう。
名刺が無くなる寸前だったから、総務部で、補充分の申請をしにやってきたら、由宇さんも、書類を持ってやって来た。
総務部の入り口で、近くにいるのに、声をかけないなんて不自然すぎる。
だから努めて普通に話しかけた。
由宇さんは、アルバムを返すのに昼に時間があるかと尋ねてくる。
アルバム、もう見たんだ。
その割にガッカリしてない。
しかも、話があるなんていうし。
由宇さんがしおりを渡したのが俺って気が付いたわけでも無さそうなのに、落ち込んでいないって言うのは、やっぱり部長とうまくいったからなんだろう。
そう思うだけでズキンと胸が苦しい。
お昼に屋上で会う約束をして、俺は仕事へと向かった。
由宇さんを解放してあげるために、今日から少し距離を開けようと思ったのに、こうして会ってしまうんだろう。
名刺が無くなる寸前だったから、総務部で、補充分の申請をしにやってきたら、由宇さんも、書類を持ってやって来た。
総務部の入り口で、近くにいるのに、声をかけないなんて不自然すぎる。
だから努めて普通に話しかけた。
由宇さんは、アルバムを返すのに昼に時間があるかと尋ねてくる。
アルバム、もう見たんだ。
その割にガッカリしてない。
しかも、話があるなんていうし。
由宇さんがしおりを渡したのが俺って気が付いたわけでも無さそうなのに、落ち込んでいないって言うのは、やっぱり部長とうまくいったからなんだろう。
そう思うだけでズキンと胸が苦しい。
お昼に屋上で会う約束をして、俺は仕事へと向かった。