ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
俺から時間指定したくせに、仕事に手間取り、屋上へ着いたのは、約束の時間から30分近く遅れてしまった頃だった。
呼吸の整わない息苦しさから、腰掛けながらネクタイを緩めていると飲みかけのお茶を手渡してくれる。
それを一気に飲み干しかけて、全部飲んでもいいかと問いかけると、由宇さんは不思議なことを口にした。
『それは構わないけど、食べてる時飲み物ないと辛いわよ?』
そうして俺に昨日と同じ手提げ袋からお弁当箱を取り出して俺に差し出す。
「は?これ何ですか?」
間抜けな声が口から出てしまった。
何で?
どうして今日も俺に渡そうとしてるの?
部長に渡すんじゃないの?
呼吸の整わない息苦しさから、腰掛けながらネクタイを緩めていると飲みかけのお茶を手渡してくれる。
それを一気に飲み干しかけて、全部飲んでもいいかと問いかけると、由宇さんは不思議なことを口にした。
『それは構わないけど、食べてる時飲み物ないと辛いわよ?』
そうして俺に昨日と同じ手提げ袋からお弁当箱を取り出して俺に差し出す。
「は?これ何ですか?」
間抜けな声が口から出てしまった。
何で?
どうして今日も俺に渡そうとしてるの?
部長に渡すんじゃないの?