ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
3人で夜飯をイタ飯屋で済ませ、マサと二人で沢木さんがタクシーに乗るのを見送る。
沢木さんとは家が逆方向なのはマジ助かったと思う。
こうして見送る時点でサヨナラできるんだから。
『なぁ、いつまでこうやって3人で会うつもり?』
タクシーが角を曲がり見えなくなった所でマサに問いかけられた。
『あの子が歩に気があるって自分でも気づいてるんだろ?
好きになれないなら思わせ振りに会うのはやめてはっきりさせた方があの子の為じゃねぇ?』
それが出来たらどれだけ楽だろう。
沢木さんは俺が由宇さんに気があるんじゃないかとまだ疑ってる。
マサが由宇さんの事を聞く度に俺をチラリと見てくるから。
まだそんな状態で突き放したら、何をしでかすかわからない。
かといって沢木さんの機嫌を取るためにこれ以上親密になる事も出来なくて、結局はマサに頼ってこうして食事を続けてく事が今の俺に出来る精一杯。
「沢木さんの気が済むまで、かな?」
言いながらそんな日来るのかな?なんて考えてしまった。
沢木さんとは家が逆方向なのはマジ助かったと思う。
こうして見送る時点でサヨナラできるんだから。
『なぁ、いつまでこうやって3人で会うつもり?』
タクシーが角を曲がり見えなくなった所でマサに問いかけられた。
『あの子が歩に気があるって自分でも気づいてるんだろ?
好きになれないなら思わせ振りに会うのはやめてはっきりさせた方があの子の為じゃねぇ?』
それが出来たらどれだけ楽だろう。
沢木さんは俺が由宇さんに気があるんじゃないかとまだ疑ってる。
マサが由宇さんの事を聞く度に俺をチラリと見てくるから。
まだそんな状態で突き放したら、何をしでかすかわからない。
かといって沢木さんの機嫌を取るためにこれ以上親密になる事も出来なくて、結局はマサに頼ってこうして食事を続けてく事が今の俺に出来る精一杯。
「沢木さんの気が済むまで、かな?」
言いながらそんな日来るのかな?なんて考えてしまった。